横動画の長さに絶対の正解はありません。
- まずは 5 分前後で作り切る経験を重ねる
- 話したい内容が増えたら 8 分から 15 分へ広げる
- 長尺は企画力やファンの土台があるときに選ぶ
YouTubeで横動画を作ろうとすると、最初に迷いやすいのが動画の長さです。
5分くらいがいいのか、10分くらいがいいのか、それとも長い動画のほうが伸びるのか。動画を作る前にここで悩んでしまって、なかなか投稿まで進めない人も多いと思います。
私も最初は、YouTubeは長い動画のほうがいいのかなと思って、先に尺を決めてから作ろうとしていました。でも実際には、その長さに合わせようとすると話が薄くなってしまって、編集もしんどくなり、投稿のハードルがどんどん上がってしまいました。
逆に、今回はこの内容なら5分、この内容なら10分くらい、というふうに考えるようにしたら、かなり作りやすくなりました。動画の長さを先に正解で決めるより、自分が作りやすくて、最後までちゃんとまとめられる長さを選ぶほうが続けやすいと感じています。
今回は、YouTubeの横動画は何分くらいが作りやすいのか、長さごとの違いも含めてわかりやすくまとめます。
YouTubeの動画に正解の長さはあるのか
結論からいうと、これが正解という長さはありません。
YouTubeでは、単純に長い動画だから有利、短い動画だから不利、というわけではなく、視聴者が見たいと思うか、最後まで見やすいか、見たあとに満足できるかが大切です。
そのため、まず考えたいのは何分にするかではなく、その内容を無理なく伝えるにはどれくらいの長さがちょうどいいかです。
ここを逆にしてしまうと、まだ話すことが少ないのに長い動画を作ろうとしてしまったり、逆に説明が足りないまま短く切り上げてしまったりしやすくなります。
5分前後の動画はこんな人に向いている
まず作りやすいのは、5分前後の横動画です。
このくらいの長さは、1つのテーマをまとめやすく、編集の負担も重くなりにくいのが大きなメリットです。初心者向けの解説、ちょっとした比較、体験談をコンパクトにまとめる動画なら、この長さでも十分に見やすい動画になります。
特に、投稿に慣れていないうちは、動画を完成させるだけでもかなり大変です。構成を考えて、撮影して、不要な部分を削って、テロップや画像を入れてと進めていくと、思った以上に時間がかかります。
まずは5分前後で最後まで作り切る経験を重ねるのはかなりおすすめです。 投稿の流れがつかめてくると、次に少し長い動画へ挑戦しやすくなります。
8分から15分くらいはバランスがいい
次にちょうどいいと感じやすいのが、8分から15分くらいの長さです。
このくらいになると、導入、本題、具体例、まとめまで入れやすく、内容に厚みを出しやすくなります。話したいことがある程度ある人にとっては、かなり使いやすい長さです。
また、YouTubeでは8分以上の動画になると途中に広告を入れられる設定もしやすくなるため、収益化を意識する人にとっても気になるラインです。そのため、収益化しているチャンネルでは8分以上を一つの目安にしている人もいます。
ただし、広告を意識しすぎて無理やり8分を超えさせようとすると、どうしても内容が薄くなりがちです。少し言い回しを変えて同じ話を繰り返したり、必要以上に前置きが長くなったりすると、見ている側もしんどくなります。
この長さは、話したい内容がしっかりあるときに使うのがいちばん自然です。
15分から30分くらいはしっかり説明したいとき向け
15分から30分くらいの動画になると、かなり丁寧に説明できるようになります。
レビュー、検証、作業の流れ紹介、少し深めの解説などは、この長さと相性がいいです。結論だけでなく、なぜそう思ったのか、実際にやってみてどうだったのか、初心者がつまずきやすいポイントはどこかまで入れやすくなります。
そのぶん、構成はかなり大事です。長い動画は話せることが増える反面、まとまりがなくなると一気に見づらくなります。
話す順番が散らかっていたり、同じような話が続いたりすると、途中で離脱されやすくなります。この長さを選ぶなら、先に見出しのような形で流れを決めておくと作りやすいです。
30分から1時間以上の長尺動画は大手がやりやすい理由
YouTubeを見ていると、30分から1時間以上の長い動画を出しているチャンネルもあります。特に大手や固定ファンが多いチャンネルでは、このくらいの長尺動画も珍しくありません。
長い動画が作られる理由の一つは、広告収入です。一般的に、長い動画のほうが広告を入れられる場面を作りやすいため、収益面では有利になりやすいからです。
ただ、これは誰にでも向いている方法ではないと思います。
大手は、すでにチャンネル自体にファンがついていて、その人が話しているから見たい、その企画だから長くても見たい、という状態ができています。だから30分以上あっても見てもらいやすいです。
でも、まだチャンネルを始めたばかりだったり、知名度が高くなかったりする場合は、長いだけで見てもらえないことも多いです。よほど企画が強いか、内容に引きがあるか、ずっと見続けたくなる構成になっていないと、長尺はむしろ不利になることもあります。
広告収入だけを理由に最初から長尺を目指すのは、あまりいい手ではないと感じます。
結局どの長さがおすすめなのか
迷ったときは、こんなふうに考えるとわかりやすいです。
- 5分前後は、まず投稿に慣れたい人向けです。
- 8分から15分は、内容も入れやすく、収益化も少し意識しやすいバランス型です。
- 15分から30分は、しっかり説明したい人向けです。
- 30分以上は、長くても見てもらえる企画力やファンの土台があるチャンネル向けです。
つまり、最初から長い動画が正義というわけではありません。自分の今の発信内容や編集の負担、チャンネルの状況に合っているかどうかのほうが大切です。
無理して尺を決めるより、作りやすい動画を続けるほうが大事
私自身、最初に長さを正解で決めようとしていたときは、かなり作りにくさを感じていました。長いほうがいいのかなと思って無理に尺を伸ばそうとすると、内容が薄くなってしまうし、編集もどんどん大変になります。
でも、この内容なら5分、この内容なら10分くらいでよさそう、と考えるようになってからは、かなり楽になりました。動画の中身に合わせて長さを決めるほうが、無理がありません。
YouTubeは継続が大事とよく言われますが、本当にその通りだと思います。どれだけ理想の長さを考えても、作るのがしんどくて投稿が止まってしまったら意味がありません。
最初に考えたいのは伸びる尺ではなく、自分が続けやすい尺です。 最後までちゃんとまとめられて、また次も作ろうと思える長さこそ、自分にとってのベストな動画時間なのだと思います。
まとめ
YouTubeの横動画に、これが絶対に正解という長さはありません。
- 5分前後は作りやすく、投稿のハードルを下げやすい長さです。
- 8分から15分は内容の厚みと広告面のバランスが取りやすい長さです。
- 15分から30分はしっかり説明したいときに向いています。
- 30分から1時間以上の長尺動画は、広告収入の面では有利になりやすいですが、見てもらえる土台がないと難しい場合もあります。
だから、無理して動画の尺を先に決める必要はありません。自分の作りやすい動画を作って、続けられる形を見つけていくほうがずっと大切です。
最初は5分でも、10分でも大丈夫です。内容に合った長さで作っていくうちに、自分のチャンネルに合うちょうどいい尺が見えてくると思います。